人気の幼児向け英語教材でバイリンガルを育てよう

年齢別の英語教育とは

ここでは、0歳の赤ちゃんを含めた乳幼児期から始まる「獲得・学び・勉強」の「言語習得の3段階」理論について英語教育の視点から解説します。

「獲得・学び・勉強」幼児の言語習得3段階

言語習得には、「獲得の段階」「学びの段階」「勉強の段階」の3つのステージがあります。

【獲得の段階】

第1段階の「獲得の段階」は、言語の基本回路を身に付けるステージです。0~3歳の乳幼児期に当たり、脳の中に言語の回路を作る工程を、家庭内で無意識に行います。

【学びの段階】

第2段階の「学びの段階」は、3~6歳の幼児期を差し、文字通り言語を学んでいく段階です。幼稚園や家庭内で、意識的に・無意識的に語彙を増やしていきます。

【勉強の段階】

第3段階の「勉強の段階」は、小学校に上がった7歳以上の児童期に当たります。表現力を伸ばし、文法を学習しながら正しい言語を身に付ける段階です。

これらの発達過程は、どの言語にも当てはまるため、日本人なら日本語が、英語圏の人なら英語が母語として、段階的に習得されていきます。幼児にバイリンガル教育を実践する場合には、日本語を覚える過程と同じように、英語もこれらのステップを踏めるような環境を整えてあげれば良いのです。

というと難しく聞こえますが、方法は「ついで」でOK。乳幼児期は特に右脳の働きが活発でスポンジのように音やリズムを吸収していくため、ただ英会話や英語の歌を1日1時間半程度かけ流しておくだけでも、いつの間にかたくさんの良質な英語がインプットされていくのです。

言語習得の各ステージに合った英語教育法

【獲得の段階】

獲得の段階も、さらに3つの段階に分けることができます。

段階1は、言語固有のリズムを身に付ける時期。生後間もない赤ちゃんは1年も経たないうちに日本語だけでなく英語のリズムもなんなく聞き取る力を付けてしまいます。そのためには、英語の環境を作ることが絶対条件。1日1時間半くらいCDで英語の歌や幼児向けの日常的な英会話をかけ流します。

段階2は、聞き取った単語をどんどん蓄積していく時期です。英語の聞き流しを続けてきた子供の脳の中には、「意味は知らないが、聞き取っている単語や句」=「仮の語彙」が膨大に蓄積されていくのです。この状況が最も顕著なのが、1歳代と言われており、音として知っている、聞いたことがある単語や句が増えていきます。

また、わずかではありますが、次のステップの「語彙化」も進みます。1歳で数十だった語彙が、2歳時では250程度までに増え、少しずつ単語に意味づけがされ、二語文を話し始めます。二語文を話すということは、「文法を理解した」ということを表します。これは言語の発達段階において、とても大きな意味のあることなのです。

段階3は、「仮の語彙」を意味づけして、意味のある言葉へと、「語彙化」を進める時期です。多くの子供が二語文を話し始める2歳代に一番盛んに行われます。既知の動詞をキーワードに、その周辺の名詞の意味を推測し、同時に実体験を通して単語を語彙化していきます。この時期の幼児たちは、1日に数語から10語くらいの幅で語彙を増やしていきます。

【学びの段階】

学びのステージの頃には、獲得段階から始めた英語歴はすでに3年以上、少しずつ読解力が身に付き始めている頃に当たります。この時期に最も大切なのは、「読解力の育成」です。

これまで家庭の中でおうちの方とずっと過ごし、常に英語を触れることもできた環境が、幼稚園などに通うことで、英語全体の停滞が起こります。これを解決しようと会話学校等を始めても根本的な解決にはなりません。次に訪れる「勉強の段階」への準備期間だと割り切り、読解力を強化するため、たくさんの英語の絵本を与えてあげると良いでしょう。

【勉強の段階】

小学校に上がる勉強の段階の頃には、英語歴も4~6年。このステージでは、言語のルールを学び、語彙を増やし、自分の意思を正しく人に伝える「表現力向上」の段階です。獲得段階から、きちんとした言語回路作りが行われ、学びの段階で、しっかりとした読解力育成が行われていれば、あとは、本人のやる気次第。

様々な英語の書物に触れたり、英会話の機会を増やすなど、自分の力でどんどん英語力を高めて行けます。ここまでくれば、バイリンガル教育における親の役割は一段落です。