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幼児でも受験できる英検Jr.ってどんなテスト?

幼児や小学生など子どもを対象とした検定試験「英検Jr.」。検定試験としてだけでなく、英語教材のひとつとしても利用価値の高いものとなっています。そんな「英検Jr.」について解説します。

英検Jr.とは

英検Jr.は、子どもの英語能力の調査や研究を目的としたリスニングのみのテストです。楽しいイラストが使われたり、人物や背景が分かりやすく作られているのが特徴。すべてカラーの問題用紙あなので、ゲーム感覚で楽しく受験できる内容となっています。小学校の外国語活動必修化にともなって、年々受験者も増えている、子どものための英語検定試験です。

試験といっても合否の判定はなく、結果は正答率で表示されます。学習の動機づけにもぴったりの検定試験で、できた喜びを実感でき、子どもさんの学習意欲を高めることができます。

英検Jr.の目的

英検Jr.が考える、子どもの英語に対する学びの理想像としては、

などが挙げられます。

今後、ますますグローバル化が進み、もはや世界の共通言語となっている英語の必要性は高まっています。子どもが楽しく英語力を身につけていくための指針として、良質な英語教材としての英検Jrの存在価値は大きいものだといえます。

英検Jr.の検定試験の種類

英検Jr.の受験方法は3つあります。ペーパー版は、学校や塾などで試験会場の設定をして受験する筆記による英検Jr.です。オンライン版は、個人でもグループでも受験できるオンラインでの英検Jr.。英検Jr.学校版は、テスト実施のほか、指導のための分析資料をフィードバックしたり、研修会やセミナーなどを行ったりと、外国語学習をサポートする学校・自治体向けの英検Jr.です。

英検Jr.のグレード

英検Jr.には、3つのレベルのグレードがあります。下のグレードから「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」となっており、子どもさんの英語レベルにあわせてテストを受けることができます。

ブロンズ

対象者塾などで半年~1年、もしくは小学校で1年半~2年の英語学習の経験がある
内容小間問40問(大間問7問)
テスト時間約30分
受験料・ペーパー版2,500円
・オンライン版2,300円
目標・英語の音、リズムに慣れること
・コミュニケーションの初歩に必要な表現を理解する 
ねらい・定型や基本となる文章の中にある名詞・形容詞・動詞の聞き取り
・初歩的な会話の聞き取り
・短い文章の聞き取り
扱われている話題や場面・家や学校のなかでの身近なできごと
・家族・友達・先生との会話
・1日の生活
・毎日の生活に欠かせないことや関心のあるできごとなど
扱われている言葉食べ物・動物・色・天気・時間・数・体・乗り物・物事の確認・紹介・あいさつ・好き嫌い・感謝など

シルバー

対象者塾などで1年~2年、もしくは小学校で2年半~3年半の英語学習経験がある
内容小間問45問(大間問9問)
テスト時間約35分
受験料・ペーパー版2,700円
・オンライン版2,500円
目標・日常生活における簡単な語句や表現を聞いて理解し、それに応答する
・簡単な会話や文章を聞いて、その中の情報を理解する
・文字と音の結びつきに関心を持つ
ねらい・定型や基本文中の前置詞や名詞・形容詞・動詞の聞き取り
・カテゴリーごとの複数の単語の聞き取り
・話しかけへの応答
・簡単な会話の聞き取り
・短い文章の聞き取り
・否定文・疑問文の聞き取りと応答
・アルファベットと音声の結びつきと単語の認識
扱われている話題や場面・身近な地域でのできごと
・初めて会う人や外国人との交流
・学校で習うことや活動など生活の中での一般的な知識
扱われている言葉趣味・スポーツ・店舗や公共施設・学校・行事・クラブ活動・性質や状態にか関わる言葉・遊びの動作・願望・義務・意思・感情・電話応対など

ゴールド

対象者塾などで2年~3年、もしくは小学校で4年~5年の英語学習経験がある
内容小間問50問(大間問9問)
テスト時間約45分
受験料・ペーパー版2,900円
・オンライン版2,700円
目標・日常生活における簡単な語句や表現を聞いて理解し、それに質問したり応答したりする
・まとまった文章を聞いて、その中の情報を理解し、場面の状況の把握する
・語句や簡単な文章を読む
ねらい・いろいろな形の文章の中の語句を聞き取る
・簡単なまとまった会話の聞き取り(3文以上)
・つながりを持つ複数の文章の聞き取り(3文以上)
・疑問文への応答
・質問文の投げかけ
・基本的な語句や短い文章の認識
扱われている話題や場面・日本や外国の身近な話題・行事・文化・身近な活動・海外旅行
・将来・夢・架空の話など
扱われている言葉数量などに関する言葉・職業・海外の生活・旅行先・自然環境・社会生活・文化など

英検Jr.のメリット・デメリット

英検Jr.を受験することには、どんなメリット・デメリットがあるのでしょうか。「英検」としての特徴を踏まえたメリットとデメリットを検証します。

英検Jr.のメリット

英検Jr.のメリットとは、客観性の高い成績データを得られることです。全国で実施されていますので、受験者と同じ年齢や英語のレベルが同等の受験者のデータや平均値などを知ることもできます。本人の学習状況を知ることも可能です。

英検Jr.のデメリット

より単純なレベルの「ブロンズ」においても、テスト時間は約30分あります。年齢の低い子どもさんだと30分の間、集中してテストを受けていられるかという心配はあるかもしれません。あえていうなら、じっくりと課題に取り組む姿勢を養うという意味では、適切な時間なのかもしれません。

英検Jr.受験対策法

受験対策といってもそんなに気負って受けるものではなく、英語をより身近に感じてもらうといったことも英検Jrのコンセプトのひとつですので、毎日の生活の中で自然に英語に触れる時間を作ることが受験対策につながるのではないでしょうか。学習と捉えるのであれば、「オンライン版」では、テストを受けるだけではなく、「ドリル&ゲーム」や「もぎテスト」など、テスト対策にもなる内容が含まれています。こちらを活用してみてもいいかもしれません。

これからますます活発になる幼児の英語教育

英検Jr.の幼児期での受験も増えているようです。今後、ますますグローバル化が予想される社会で、英語の習得は必須となってきています。子どもさんが苦労なく英語を習得できるようにと、ご両親もいろいろな方法を考えるでしょう。「英検Jr.」は、楽しく検定試験が受けられるうえ、子どもさんの英語レベルも把握できますので今後の英語教育の目安にもなるかもしれません。

参考:幡山 秀明英語教育と文学的教材[21] ―「グローバル化に対応した英語教育改革」の中で―(PDF)

管理人の紹介

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学生時代から英語が苦手だった私。妊娠中から英語教材を使いはじめ、現在3歳になる息子は、英語のDVDの内容をちゃんと理解できるまでになっています。「無理せず楽しく学べるのが良いな」と教材を選びましたが、今では息子から進んでやりたいというようになっているので、これからも続けていこうと思っています。

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